性別適合手術

性同一性障碍者に対する性別適合手術について、性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインに基づき、一定の基準を満たす施設において施行する場合に限って、保険適用とする。

対象となる手術

MTFに対する手術

  • 精巣摘出手術
  • 陰茎全摘出手術
  • 尿道形成手術(前部尿道)
  • 会陰形成術
  • 造膣術

FTMに対する手術

  • 子宮全摘手術(腹腔鏡下手術を含む)
  • 子宮付属器腫瘍摘出術(腹腔鏡下手術を含む)
  • 尿道下裂形成術
  • 陰茎形成術
  • 乳房切除術

施設基準

  • 形成外科、泌尿器科または産婦人科を標榜する病院であること
  • 性同一性障害学会の認定する医師が1名以上配置されていること
  • 性別適合手術または乳房切除術を20例以上実施していること、または形成外科若しくは産婦人科について5年以上の経験を有し、性別適合手術または乳房切除術を20例以上実施した経験を有する性同一性障害学会認定医が常勤として1以上配置されていること。
  • 日本精神科学会の性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインを遵守していること
  • 性同一性障害学会の定めるレジストリに登録していること

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